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その他 2018.04.14

M様邸新築工事VOL.4

春になると色とりどりの花が咲き、景色も華やいでみえますね。各現場では今日も着々と工事が進行中であり、今回もそのひとつである、M様邸新築工事の紹介をしていきたいと思います(^^)

こちら2階天井野縁になります。

1階天井野縁と防振吊木になります。野縁って何???天井部分に細い木が等間隔に配置されているものが野縁と呼ばれるもので、天井板を固定する為の下地材になります。また、防振吊木(黒い部材)は2階の振動や音などが階下へ伝わるのを軽減させる役目を持ちます。見えない部分でもこういった対策を施しています。....さらに、見えない部分といえばこちら↓

普段あまりお目にかかれない、というかまず見ることができないであろう場所がココ!1階と2階の隙間。電気の配線がこんな風に通っています。この配線が各部屋へ

 

 

天井板を貼り、配線の先が顔を出しました。のちに天井クロスも貼られ、照明へと繋がります。

 

玄関部分

お風呂場 Before

お風呂場 After ユニットバスが入りました。

職人さんの手で1枚1枚丁寧に床も貼られていきます。無垢材は、空気が乾燥している時は水分を放出し、湿気が多い時などは、その水分を吸いこんでくれています。湿気や乾燥により収縮するので、貼る時期を考慮した上で、床板間に名刺1~2枚分の隙間をあけ施工していきます。細やかな作業は大工さんの腕の見せ所です!

 

内装工事と並行して、バルコニー防水工事も行われます。

バルコニー軒天

下屋施工中

こちらはvol.2で紹介した外壁下地材ハイベストウッドに→透湿防水シート→通気胴縁(等間隔で並ぶ細長い角材)が貼られた状態です。透湿防水シートは水は通さず湿気を逃すシートのことで、壁内の湿気を屋外に排出し、壁内部の結露を防ぐ機能をもちます。シートは基本横貼りで、しわが出来ないように貼られていきます。その際、上のシートが下のシートに覆い被さるように重ねて貼っていきます。これは、雨水が外壁内部に侵入してしまった万が一の時のことを想定して(水は上から下へと流れ落ちる為)施工しているというわけです。後にこの上に外壁の仕上げ材施工を行っていきます。

 

次回、まだまだ工事はつ・づ・く!

たかはしゆうこ
投稿者 : 高橋優子(たかはしゆうこ)