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その他 2018.08.04

松戸市 S様邸 新築工事vol.1

連日猛暑日が続いていますが、皆様、お変わりございませんでしょうか。水分補給+塩分も摂取して熱中症に十分気を付けてくださいね。

さて、これから数回に分けて、現在工事進行中の松戸市S様邸の新築工事の様子をお伝えしていければと思っています。

さて、はて?これは何?答えは……後程に

ogawaでは工事が始まる前に、家づくりに関わる専門業者が一堂に集まり、使用する建材や工法について施主様がご納得いくまで案内、説明致します。材木屋さん、大工さん(棟梁)、板金屋さん(屋根工事)、水道工事屋さん、サッシ屋さん、電気屋さん、お互いの顔が見えるので、安心して家づくりをスタートさせることができます(^^)

基礎づくりの始まりです。鉄筋施工前には、地中の湿気が上がってくるのを防ぐために、防湿シートが敷かれます。そして鉄筋施工後にベースとなるコンクリートを打設していきます。

基礎の立ち上がり部分の型枠、アンカーボルト等設置後、再度コンクリートを打設していきます。

型枠が外され土台工事が始まります。基礎の内側には断熱材を施工していきます。

基礎や土台は家を建てる時に、最も重要視しなければならない箇所であり、私どもが1番こだわっている場所でもあります。ogawaでは、基礎コンクリートをゆっくりゆっくりと、時間をかけて乾燥させます。そうすることにより、より丈夫になり耐久性も高まります。

床下地も貼られ土台ができあがりました。いよいよ次は上棟を迎えます!…となるのですが、ちょっと待ってください。私にはどうしても見過ごせない、気になる箇所を発見!「何で、1本だけ柱を建ててあるの?」何故?気になって仕方がないので、大工さんに聞いてみることにしました。

上棟式とは、無事に棟木(屋根の最上部に取り付けられる横木)が上がったこと=つまり、建物の骨組み作業が全て終了したということを喜び感謝するお祝いの場であり、今後の工事の安全を祈願し、職人さん達へのねぎらいの場でもあります。お祝い事なので慣例的には、大安、先勝、友引などの吉日を選びますが、その日にどうしても都合がつかないことがあります。そういった場合の解決策として、事前の吉日の日に 上棟の第1歩になる柱を1本建てておきます。そうすることによりその日が上棟の始まりの日となり、=縁起が良い日になる(^^)というわけです。なるほどなぁ!と感心してしまいました。

次はその上棟の様子です。

棟上げは1日がかりになるので、この日ばかりは大工さん総出で一気に組み上げていきます。柱・梁・棟などの構造材を組んで骨組みが形になってくると、家の全体像が見えてきます。お気付きでしょうか?S様邸は3階建てです!

上棟も式も無事に終わりました。一堂に集まり祝杯を上げます(^^)

1番最初の答えです。これは幣串と呼ばれるもので、上棟式に棟梁が棟木に幣串を立てます。祭壇を造りお供え物をして、家内安全、工事の安全を祈願し無事に上棟できたことに感謝します。ちなみに立てる位置にも吉方位があるみたいで、こちらは南向きになります。儀式が終わると、幣串は屋根裏部屋へと収められます。屋根裏に家と家族を見守っていてくれているお守りがあると思うと、何だか安心しますね(^^)

たかはしゆうこ
投稿者 : 高橋優子(たかはしゆうこ)