今回は松戸市の築50年、M様邸のご紹介です。 間取りを大きく変えたくない、という強いご要望のもと
出来る限り現状の間取りになるよう、そして住宅の機能性と快適性を向上させる
リフォーム工事を施工しました。
※旧耐震だった家でしたが、耐震等級2、断熱等級5の性能向上リフォームです。
スケルトンリフォーム
構造材と基礎だけを残してスケルトン状態にしました。
これにより、建物の骨組みを活かしながら、内外装の自由度を高めることが
できました。
骨組みだけになっています。
基礎補強工事
長年の使用で劣化した基礎部分をしっかりと補強しました。
建物全体の耐久性が向上します
基礎は、基礎土間コンクリート打設を行い、一部基礎ダブルにして補強しています👍
2階部分の増築
限られたスペースを有効活用するため、2階部分を
増築しました。増築部分には、2階にも快適な生活スペースを確保するため
トイレや洗面所を新しく作りました
断熱性の向上
窓を全て交換し、断熱材を使用し家全体の断熱性を
大幅に向上させました。これにより、冬は暖かく
夏は涼しい快適な住まいが実現します
今回のリフォームのより断熱等級は5になりました。
耐震性の向上
外壁には耐力面材を使用し、さらに金物を設置することで
地震に強い家に仕上がっています。
いたるところに金物を設定しています。
耐震等級2に性能が向上しています。
外壁と屋根の仕上げ
外壁はジョリパッド仕上げ、屋根にはガルバリウム鋼板を使用し、
耐久性とデザイン性を両立させています。
元は瓦の屋根でした。
こちらの写真はまだ施工中のものですが、ガルバリウム鋼板の屋根になっています。
階段の勾配を緩やかに
元々が急な勾配だった階段は、安全性を考慮して勾配を
緩やかにし、快適な上り下りができるようにしました
元々の階段です。幅が狭く急勾配になっています。
緩やかな勾配へとリフォームしました
和室と収納の新設
1階と2階のそれぞれに和室を一部屋ずつ作り、寝室として利用できるようにしました。
収納は各部屋の用途に合わせた収納を造作しています
用途に合わせて造作しています
外構工事
リフォームに伴い、既存の外構の一部を残しつつ
大谷石の補修とフェンスの一部交換を行いました。
リフォーム後↑↑
リフォーム前の外観はこんな感じです↓
築50年の間、共に過ごしてきた家。2024年 リフォーム工事により
新たな歴史を刻みはじめます。
長年使ってきたキッチン、使い勝手はあまり変えず、でも新しく生まれ変わりました!
システムバスに変更したので、掃除も楽になりました
今回の工事の工期は約6か月でした。お客様のご要望を最大限に取り入れ
細部にわたるこだわりの詰まったリフォームです