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お役立ちコラム 2025.06.11

「建て替え?リノベ?」と迷ったら…失敗しないための3つの視点

住宅診断で建て替えかリノベかを判断する様子を示した現場写真|小川工務店


 

建て替えかリノベか迷ったら 
 後悔しないための3つのコツ

家の老朽化やライフスタイルの変化をきっかけに、「建て替えかリノベかで迷っている」というご相談をよくいただきます。

どちらも大きな決断となるため、最初にしっかりと考えておきたいポイントをまとめました。Instagramでご紹介した内容を、さらに詳しく掘り下げてお届けします。


 

👉一つ目:思い込みで決めない

「建て替え=高い」「リノベ=安い」と思い込んでいませんか?
実はケースによっては、リノベーションのほうが高くなることもあります。

たとえば築年数が古く、構造に問題がある場合や、耐震・断熱・配管などを一から見直す必要があると、想定以上の費用がかかるケースも。

また、建て替えの場合も、法規制や敷地条件により「今の建物より狭くなる」「建てられる場所が限られる」といったこともあります。

【チェックポイント】

  • 建物の構造チェック(基礎・耐震性・シロアリなど)

  • 土地の法的条件や制限を確認

  • 総予算に対して両方の見積を比較してみる


 

👉二つ目:将来の暮らしまで見据える

今の住まいをどうするかを考えるとき、「今」だけでなく「10年後、20年後」も見据えることが大切です。

たとえば、子育て世代なら間取りの変更や収納の充実、バリアフリー化なども検討材料になりますし、シニア世代なら、老後の暮らしやすさを考えた設備や動線が必要です。

リノベも建て替えも、“今の不満”を解消するだけでなく、“未来の安心”を得るための手段です。

【チェックポイント】

  • 家族構成の変化をどう見込むか

  • 老後も住みやすい間取りかどうか

  • 今の住まいの不満点をリストアップして優先順位をつける


 

👉三つ目:住宅診断を活用する

「建て替えた方がいいのかな?」と悩むとき、判断基準となるのが「住宅診断(インスペクション)」です。

プロの目で現状を確認し、リノベ可能かどうか、どこに費用がかかるか、何を優先すべきかが明確になります。

実際に診断を受けてみると、「まだまだ使える部分が多く、フルリノベではなく一部改修でも充分だった」というケースも少なくありません。

【チェックポイント】

  • 信頼できる住宅診断士に依頼する

  • 診断結果をもとに費用・期間・耐久性を比較

  • 判断に迷ったら、セカンドオピニオンを活用するのもおすすめ


リノベか建て替えか──。
答えは一つではなく、ご家族の暮らしや価値観によって正解は異なります。

まずは情報を集め、自分たちにとっての最適な選択肢を見つけていくことが、後悔しない家づくりへの第一歩です。

Instagramをご覧いただいた方にも、はじめて小川工務店を知っていただいた方にも、少しでも役に立つコツとして、今回の記事がお役に立てれば嬉しいです。

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はぎわら
投稿者 : 萩原(はぎわら)