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地域の取組み・その他・地域情報ブログ 2022.03.17

専門学生さん5名の1日大工修行!…職場体験受け入れました♪

看護学生さんの職場体験

看護学生さんの1日職場体験を受け入れました!

3月14日、15日と二日間に渡り、看護学生さんに来ていただき
大工の仕事を体験していただきました。

なぜ、看護学生さんが大工の仕事を体験したいのか、少し不思議な感じですよね。
なので、聞いてみました!
すると「疾病と労働」の勉強をされているそうで、聞いてみれば確かに納得です。
いわゆる『職業病』の勉強を兼ね、社会勉強として職場体験で学ばれるのですね。

弊社では毎年、職場体験を受け入れており、他にも中学校、高等学校の生徒さんたちの
受け入れもしております。たくさんの人に、ogawaがどんな仕事をしているのか、
大工の仕事はどんな感じなのかを、体験してもらえるのは私たちogawaにとっても
大変貴重な体験だからです。

今回の体験場所は
柏市にあるN様邸の平屋新築工事の現場です。

断熱材を貼る

断熱材を貼る

看護学生さんたちの目指すところにある仕事も、とても大変な仕事で
体力も必要だと思うのですが、大工さんのそれも、とても大変です。
慣れない作業に戸惑いながらも、学生さんたちは一生懸命頑張ってくれました。

外壁(モルタル)下地

フィニッシュという道具を使い通気胴縁をとめていきます。この後、左官屋さんが網をはります。

大工さんの仕事は、危険も伴いますので道具の扱いは慎重になります。
これは外壁(モルタル)下地をつくっているところです。
棟梁が後ろからしっかり見ていますね。
学生さんも、初めは少し怖かったみたいですが、慣れてくると
この作業が一番楽しかった!ということでした。

体験終了前に、学生さんたちからの質問に答える時間を設けました。
どんな質問をされるのか、私たちも楽しみです。
普段から毎日この仕事をしていると、すべてが当たり前となっていってしまうので
大工の仕事のどんなことをみんなは知りたいと思っているのか、私たちも勉強になります。

いただいた質問とうちの棟梁の答えを、ここで少し紹介しちゃいますね!

Q この仕事をしてくことで、大変なことって何ですか?

A  高所作業時に足場が不安定な時が大変ですね。
  例えば、屋根の瓦下ろし。昔の屋根の場合、下地が薄かったり
  雨で腐食してたりするので、そこに足がはまってしまうことがあるんです。

  …その場にいたみんなで、足が屋根にはまってるところを想像しちゃいましたね。
  
Q 大工という仕事のやりがいって何ですか?

A 何もない所から、形になっていき、家が建っていくのを見ることですね。

 大きなプラモデルみたいですね~!という感想が。
 とても大きくて精密なプラモデルですね。

Q コロナ禍の影響はありましたか?

A とても困っているのは、材料が入ってこないことですね。 

 現状、半導体の影響もあり納期が延びることが、多発しているんですよね。

Q 怪我とかは多いんですか?

A 釘打ちで怪我したり、ハンマーやタッカーで自分の指を叩いてしまう、という
    怪我が多いですね。自分は今のところは、そういう怪我はしたことないです。

  怪我は気をつけててもすることがありますからね。
  それでも、今後も十分に気をつけてくださいね!

Q 雨の日は仕事がなくなったりするんですか?

A 外の仕事はできないので、家の中でできる仕事になりますね。
    うちはリフォームもやっているので、外の担当だった場合は
  中の仕事に移動したりしています。

Q 家づくりで難しいところは、どんなところですか?

A 建具の収まりや仕上げですね。ほんの小さな差があっても
    収まりが悪くなりますから。微調整が必要なんです。

Q 働いていて辛いことはなんですか?

A 夏の暑さですね。冬は着込めば何とかなるけれど
    夏の暑さは…脱ぐにも限界がありますからね。

 脱ぎすぎ注意ですね。
 熱中症対策は必須です。

 

では、逆に学生さんへの質問を…。

Q 今日の体験はどうでしたか?

A 高い所での作業が怖かったです。

高所での作業は危険も伴います。
慣れた職人さんでも、気を抜けば大事故にも繋がりかねませんから
怖いと思う気持ちは、当然ですね。

 

他にもたくさんお話しさせていただきましたが、そこは
現場を体験した人たちだけの、特典として(?)
今回は、ここまでにしたいと思います。

朝早くから、本当にお疲れさまでした。
また来年…お待ちしていますね!
体験終わりにパシャリ

お疲れさまでした!

ありがとうございました!

 
 

広報 萩原
投稿者 : ウェブ管理者(広報 萩原)