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リノベーション・松戸市・K様邸 2020.10.16

リノベーション・松戸市・K様事例その2【解体工事】(築40年・耐震・断熱・間取り変更)

前回に続き、今回もK様邸のリノベーション事例について綴っていきます。


■リノベーションの概要
空き家になっていたご実家を息子さんご家族がリノベーションした事例です。
築40年ほどで、当時として立派な住まい。入院中のお父様が週末に帰ってこられるように、今後息子さんご夫婦も長く住み続けるられるように、耐震・断熱性を高めて、大きく間取り変更を行います。


今回は、解体工事の様子をお伝えいたします。



2020年10月は解体工事を行いました。
残したい構造材があるため、全て手で壊していきます。



まずは、2階の東側のお部屋。



昔のグラスウールが詰め込まれています。
窓も全て変えていきます。




続いて、2階の別部屋。



写真右側は元々は収納部分で、柱のみ残して新しくします。
正面のスペースが空いている部分には、本棚が出窓風に作ってありましたが、壊して筋交いを入れて耐力壁にし、耐震性を高めます。




こちらは、1階の玄関横のお部屋。



基礎はベタ基礎。
ベタ基礎とは、立ち上がっている部分と床一面を、鉄筋を入れたコンクリートで一体化し、大きな面で家の重みを支えます。
築40年程の割には、腐食したり、シロアリなどの被害がなく綺麗でした。
写真右側に角材がある部分は元々LDKで、土台は残して、大引は新しく。
大引は、1階の床組の重要な部材です。




玄関外からホールを写しました。



右側の壁はすでにモルタルが剥がされ、防水シートが見えています。
簡易的な工事の場合、モルタルを剥がさずに施工しますが、構造上、外壁の内部結露の抑制を考慮して、ハイベストウッド(耐力面材)を貼るため、モルタルを剥がして施工します。
外壁はモルタルからサイディングに。




こちらは、大屋根の小屋裏。



上棟時の幣束が残っていました。
家の守り神なので、引き続き守っていただけるよう残しました。
天井断熱で工事を進めます。




1階のお風呂場。



正面の斜めの材は、外壁を壊して構造材を取っているので仮止め用としていれています。
水回りのため傷みが激しく、その部分のみ新しいものにしました。
高基礎で作られていたお風呂場。
高基礎とは、一般の基礎よりも立ち上がり部の天端が高い基礎のこと。
ユニットバスを用いずに在来工法の浴室を設ける際に、浴室にある腰壁の防水のために基礎の立ち上がり部のコンクリートを高くする必要があり、そのような場合に用いられます。
こちらはお風呂場ではなくなるのと、ハイベストウッドを貼るために基礎は低くします。




こちらは、2階の東側の収納部分。



2階は元々の間取りを活かします。
オレンジ色の光が入ってきている部分に階段があります。




最後は、階段を上りきった位置から2階を写しました。



家の雰囲気は壊さないよう、正面のステンドグラスは無くし、3枚の窓の大きさ、配置を再現しながら断熱性の高いものに、壁の断熱も張り替えます。




瓦を降ろし、外壁を壊し、サッシ、内部の仕上(床・壁・天井)電気の配線や水道管など、全部一つ一つ壊していきますので、約1か月壊して運んで捨てるを繰り返し、無事に解体工事を終えることができました。
松戸市K様邸のリノベーション事例は、引き続きブログにてお伝えしてまいります。



いしいりえこ
投稿者 : 石井理恵子(いしいりえこ)