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リフォーム・キッチン・LDK・耐震 2026.09.11

柏市M様邸|壁を抜いて2部屋をひとつに。梁と筋交いで支える間取り変更の工事の様子

柏市のM様邸で、子供部屋2室の間仕切り壁を撤去してひと部屋にする間取り変更と、キッチンの交換を行いました。
今回は、壁を抜いたあとに建物をどう支えたか、工事の様子を写真でご紹介します。

間仕切り壁を抜く工事は、壁を取り除いた瞬間よりも、そのあとの補強に手間がかかります。
抜いた柱のかわりに梁を入れ、減った壁のぶんは筋交いを入れた耐力壁で補う。
仕上がると隠れてしまう部分ですが、ここが一番大切な仕事です。

柏市M様邸リフォーム後、子供部屋2室の間仕切り壁を撤去してひと部屋にした部屋の全景

▲ 完成。2室分の窓から光が入る、広いひと部屋になりました

柏市M様邸の間取り変更|壁を抜いてから支えるまで

まず、間仕切り壁と柱を撤去

柏市M様邸リフォーム中、子供部屋2室の間仕切り壁を撤去しているところ。柱と天井の下地が見える

▲ 間仕切り壁を撤去。壁の中に入っていた柱が現れます

2室を隔てていた間仕切り壁を取り除くと、壁の中に入っていた柱が現れました。
この柱は上からの荷重を受けているので、そのまま抜くわけにはいきません。

柏市M様邸リフォーム中、間仕切り壁を撤去した子供部屋。柱を残して壁だけ取り除いた状態

▲ 壁を撤去した状態。ここから補強に入ります

梁を新設して、抜いた柱のかわりに支える

柏市M様邸リフォーム中、撤去した柱のかわりに新設した集成材の梁と金物による補強

▲ 新設した集成材の梁。柱との接合部は金物で緊結

柱を抜いた位置には、集成材の梁を新しく入れました。
上からの荷重を梁で受けて、両側の柱に流す構造です。
梁と柱の接合部は金物でしっかり緊結しています。

柏市M様邸リフォーム中、柱と土台を緊結する接合金物

▲ 柱の足元も金物で緊結

筋交いを入れた耐力壁を新設

柏市M様邸リフォーム中、新設した筋交い入りの耐力壁。壁を減らした分の耐力を補う

▲ 筋交いを組んだ耐力壁。壁を減らしたぶんをここで補います

壁を減らすと、建物が地震や風の力に耐える力も減ります。
そこで部屋の一角に筋交いを入れた耐力壁を新しく設け、減ったぶんを補いました。

柏市M様邸リフォーム中、新設した梁と筋交いの耐力壁を見上げたところ

▲ 梁と筋交い。完成後はこの位置に壁と梁が残ります

柏市M様邸リフォーム中、補強後に石膏ボードを張った子供部屋

▲ 補強が終わったらボードを張り、クロス仕上げへ

完成

柏市M様邸リフォーム後、間取り変更した部屋の窓側。中央に残した耐力壁と梁

▲ 中央に残る壁と梁が、新しく設けた耐力壁です

壁と天井のクロスを張り替えて、白を基調にすっきりと仕上げました。
2室分の窓から光が入る、明るいひと部屋になっています。

キッチンの交換

柏市M様邸リフォーム中、既存キッチンを撤去した壁。断熱材と下地の状態

▲ 長年使われてきたキッチンを撤去。壁の中の断熱材と下地を確認

柏市M様邸リフォーム中、新しいキッチンを据える前に張った下地合板

▲ 下地合板を張って、キッチンを据える準備

キッチンはクリナップのラクエラに交換しました。
既存のキッチンを撤去すると壁の下地が現れるので、断熱材と下地合板を整えてから新しいキッチンを据え付けています。

柏市M様邸リフォーム後のキッチン。クリナップ ラクエラの白い扉とステンレスワークトップ

▲ After。クリナップ ラクエラ

柏市M様邸リフォーム後のキッチン。ステンレスのシンクとワークトップ、新しい床

▲ シンクとコンロまわり

あわせて分電盤も、パナソニックの住宅分電盤(BQR3682、8+2回路・60A)に交換しました。
キッチンを入れ替えるタイミングで電気設備も更新しておくと、あとから回路が足りなくなる心配が減ります。

間仕切り壁を撤去するリフォームで押さえておきたいポイント

その壁が建物を支えているかを、先に確かめる

木造住宅の壁には、柱が入っている壁、筋交いが入っている壁、間仕切りだけの壁があります。
柱や筋交いの入った壁は建物を支えているので、単に取り除くだけでは済みません。
抜く前に、壁の中に何が入っているかを確かめ、抜いたあとの補強を計画します。

抜いた柱は梁で、減った壁は耐力壁で補う

柱を抜いた位置には梁を入れて荷重を受け直し、減った壁のぶんは別の場所に耐力壁を設けて補います。
接合部は金物で緊結し、力がきちんと伝わるようにします。
補強は仕上げの中に隠れてしまうため、工事が終わってから確認することはできません。解体から補強、仕上げまでを一貫して同じ大工が手がける工務店に頼むと安心です。

壁を開けるタイミングで、設備もまとめて更新する

間取り変更で壁や天井を開けるときは、キッチンや分電盤、配線などの更新をまとめて行うのに向いています。
別々に工事するより手間も費用も抑えやすく、工事期間も一度で済みます。

こんなお悩みはありませんか

  • 子供が独立して、細かく仕切った部屋を広くひと部屋にしたい
  • 壁を抜きたいが、家の強度が心配
  • キッチンが古くなってきたので、間取りの見直しと一緒に交換したい
  • 分電盤が古く、回路が足りない

小川工務店では、壁の中の確認から補強計画、大工工事、設備の更新まで一貫して対応しています。
「この壁は抜けるのか」という段階からご相談ください。

施工データ

施工内容 間取り変更(間仕切り壁撤去・構造補強)、キッチン交換、分電盤交換
施工箇所 子供部屋2室、キッチン、分電盤
工事内容 間仕切り壁・柱の撤去、集成材の梁の新設と金物緊結、筋交い入り耐力壁の新設、壁クロス張り替え、キッチン交換(クリナップ ラクエラ)、分電盤交換(パナソニック BQR3682)
工期 約1カ月
施工エリア 千葉県柏市
施工会社 株式会社小川工務店

施工例ページ・関連記事

完成写真をまとめた施工例ページはこちらです。
👉 柏市M様邸|間仕切り壁を撤去して子供部屋2室を1室に。梁補強とキッチン交換

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投稿者 : 萩原(はぎわら)